「秋のニセコ 音楽と芸術の祭り」レポート♪
皆さんこんにちは!協力隊2年目の佐々木綾香です!
今回は、昨年2021年の11月6日にニセコ中央倉庫群で開催された「秋のニセコ 音楽と芸術の祭り」のイベント当日の様子をご報告したいと思います♪
昨今コロナ禍により、さまざまなイベントや催物が軒並み中止になってしまっており、地域の子どもたちが遊びに出かけたり、日ごろ参加している習い事や活動の発表の場が減ってしまっています。
そんな状況の中、地域の子どもたちが地元にいながら自由に生の音楽や芸術に触れたり、自分の日々の活動の成果を発表する機会をつくりたいという熱い想いから、NPO法人ニセコ未来サポート隊によって今回のイベントが企画されました。
ニセコ町地域おこし協力隊も、多くのメンバーがこのイベントに参加し、会場設営や受付、来場されたお客さんの案内、司会進行、音響支援、駐車場誘導などなど、主催者の方や事務局メンバーと連携しながら、イベント準備や開催のサポートをさせてもらいました!
今回のイベントのフライヤー
このイベントでは、ニセコ中央倉庫群の旧でんぷん工場と1号倉庫の両方を会場とし、それぞれの場所で異なる演目やコンテンツが披露されました!
旧でんぷん工場では、クラシックやバンドなどの音楽演奏が、1号倉庫では踊りや演武などの演目が披露されました。また1号倉庫では、「未来のニセコを描こう!」をテーマに自由にお絵描きできるコーナーも用意されていました!
イベント当日は、澄み渡るような青空の快晴!とっても気持ちの良いお天気の中で、イベントが始まりました。
旧でんぷん工場会場の様子
1号倉庫会場の様子
イベント当日の朝
音楽演奏では、これまでニセコ町内で定期的に音楽コンサートを行ってきた「ピキニニ音楽隊」が美しい音色を奏で、またニセコ高校の音楽部と有志のメンバーがバンド演奏を行いました。最近はなかなか聞く機会が無かった、生の楽器の音や楽しい歌声を聞けたりと、子どもたちにとってはワクワクする時間、大人の方にとっては癒しの時間になったのではないかと思います!
ピキニニ音楽隊も、久しぶりの大舞台で地元のファンの皆さんに演奏を届けることができ、またこれまでなかなか発表の機会がなかったというニセコ高校の演奏メンバーの子たちにとっても、地域の方々に発表する良い機会になったのではないかと思います!
ニセコ高校音楽部と有志メンバーによるバンドの演奏
素敵な演奏を披露してくれました!
踊りや演武の発表では、「やさしいバレエ フェアリークラス」の生徒さんたちが優雅なバレエを、「新極真会 ニセコ道場」の生徒さんたちが迫力ある空手の演武を、そして倶知安町のダンスサークル「MAX kids」の皆さんはかっこいいダンスを披露してくれました。
コロナ禍でなかなか自分たちの活動発表の機会が無かった子どもたちにとって、今回の発表の場は、今まで頑張ってきたことをさらに継続していこうというモチベーションに繋がったのではないかと思います。親御さんたちも、子どもたちの練習の成果や成長ぶりを久しぶりに見ることができ、とても嬉しかったようです。久しぶりの舞台に立った子どもたちの顔は、キラキラとした笑顔で溢れていました!
「やさしいバレエ フェアリークラス」の皆さん
ダンスサークル「MAX kids」の発表の様子 ①
ダンスサークル「MAX kids」の発表の様子 ②
ダンスサークル「MAX kids」の発表の様子 ③
ダンスサークル「MAX kids」の発表の様子 ④
※ 写真撮影時のみ、また酸欠を防ぐため発表時のみマスクを外しています。
お絵描きコーナーでは、ニセコ町地域おこし協力隊OGで、現在ニセコ町を拠点にアーティストとして活動している奥村頼子さんが先生となって、子どもたちが水彩絵の具を使って自由にお絵描きを楽しみました。
頼子さんが描く素敵な絵を間近で見たり、絵の具の使い方や絵の描き方などを教えてもらいながら一緒にお絵描きをする時間は、子どもたちにとって自由で楽しく、そして刺激的な時間になったのではないかと思います。それぞれが心を込めて描いた絵は、その後ニセコ町役場新庁舎内にて展示されました!
頼子先生と一緒にお絵描き♪
描いてくれた子たちのそれぞれのカラーが出てますね!
この日は幸運にもとてもお天気が良く、中央倉庫外の広場では、元気に遊ぶ子どもたちとそれを見守る親御さんたちのあたたかい風景を見ることができました。こうした賑わいを感じるのはすごく久しぶりなように思い、このような場があることの大切さを改めて実感しました。みんなが嬉しそうに過ごしている姿を見て、私自身もとても幸せな気持ちになりました。
お天気に恵まれた一日でした!
出演者の方々や、遊びに来ている方々を見ていて、今回のイベントが無事に開催されて本当に良かったなと思います。このような機会を形づくることができたのは、主催者の方々や事務局メンバーなどが検討と準備を重ね、そして当日イベントにいらっしゃったすべての方々のご協力があったからこそだと思います。色々と制限がある中でも、しっかりと準備をしたうえで自分たちにできることを考え、そしてそれを前向きに実践していくことの大切さを感じたイベントでした。
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