卒隊生インタビュー③飯田絢香さん(移住4年目)


協力隊任期中(2019年7月~2022年3月)は活動に積極的に取り組み、笑顔と明るさでみんなに親しまれた飯田さん。近況に動きがあると聞き、①協力隊になるまで、②任期中の活動、③卒隊後の目標と取組についてインタビューしました。



①協力隊になるまで

神奈川県出身で、東京で会社員をしていました。このほかオーストラリアでワーキングホリデーをしたり、バックパッカーで世界一周の旅を1年半かけて66か国訪問したり海外経験をしました。

ニセコを知ったきっかけは、ワーキングホリデー中に参加したツアーでオーストラリア人のドライバーに勧められたことです。いつか行ってみたいと思い、世界一周する前の冬季シーズン半年間、倶知安町の宿泊施設で働きました。

「You,Nisekoを知らないの⁈」的に驚かれ、魅力をオージーに教わったのがきっかけ


②協力隊任期中の活動

配属先業務:

ニセコリゾート観光協会に配属になり、ニセコ駅の観光案内所で案内業務やレンタルバイクの貸出しなどを行い、観光客や事業者の方々とかかわることができました。

2年目の2020年8月から、異動によりニセコバス株式会社にてニセコ町のデマンドバス「にこっとBUS」の予約オペレーターに従事しました。

電話口ではありますが、町民の方々とのコミュニケーションが増えて、地域との距離が近くなりとてもうれしかったです。


協力隊活動:

特に思い出深いのは、2月に行われていたシーニックヤキニク。寒い冬の夜に外で焼肉するイベントの裏方で、本当に極寒で驚きました!

また、夏の狩太神社のお祭りで踊り山を経験しました。練習もあったので地域の多くの方と知り合うことができ、今も繋がっている方もいます。

協力隊で雪像作り(最上部、左が飯田さん)


協力隊仲間と。冬は世界屈指のパウダースノーをスノーボードで満喫!



自立目標:

ビジネススクール受講を機に、好きなネイルが当時ニセコエリアになかったので自分がやろうと思い立ちました。ニセコ町は新規事業への支援がありチャレンジしやすいと感じていたので、すぐに研修や練習などに取組みはじめ、イベントも含め町民の方々の協力を得ながら経験を重ねることができました。現在も活動継続中です。


③卒隊後の目標と取組

実はネイルには、女性が働きやすい社会になってほしい!という想いがあります。

世界一周して途上国の人々が幸せそうに見えたときに感じた、「幸せってなんだ?」。

日本の幸福度は先進国で一番低く、もっとハッピーになればいいと思いました。

特に女性は、ネイルでポジティブになれたり生活に明るさをもたらしたりします。

現状は、職場で派手なネイルはNGなど男性に理解されにくいかもしれませんが、女性が働きやすくハッピーになれば、周りの男性や職場の雰囲気、その先の世の中全体も変わるのでは、という想いを込めています。

それから、ネイル、送迎、民泊経営の三本柱で夢を描くようになり、それぞれの経験を積むため、卒隊時の宣言通り、にこっとバスドライバーとして2022年秋にニセコバス株式会社に就職しました。中型2種免許を取得して乗務員研修の最中です(取材時)。


自分の夢だけでなく、地域課題でもあるバスドライバー不足に対して、自分を機に女性ドライバー仲間が後に増えてくれたら、そんな新しい風を起こせたらと思っています。


入社日 笑顔も制服姿もフレッシュそのもの!


「にこっとバス」安全第一に、ニセコを笑顔で駆け回ります!

   



あとがき

普段は後輩隊員からぶりっ子キャラと呼ばれ愛されるキュートな女子ですが、小さな爪の先から社会を変えよう、という大きな志をもち、夢に向かって着実に歩み続ける飯田さんの大きな気概を感じました。

協力隊になってから幅広い活動を経て夢を見つけ、卒隊後もニセコでの実現を目指す姿は、地域には笑顔を、協力隊への応募に悩む方には勇気を与えてくれることでしょう。

私たちも応援しています!!


インタビュアー:阿部美紀(3年目)