卒隊生インタビュー ④奥村頼子さん(移住7年目)

こんにちは!ニセコ町地域おこし協力隊OB・OGへのインタビュー記事をいくつかお届けしています。今回は、2016年5月〜2019年3月の約3年間、協力隊を務めた奥村頼子さんへのインタビューです!

現在はニセコ町でアーティストとして活躍中の奥村さんに以下3点についてお話を伺いました。
① 協力隊になるまでと協力隊時代  ②卒業後の現在の生活 ③ 協力隊になる方へのメッセージ

地域おこし協力隊時代から独立に向けて積極的に活動し、ニセコの自然と仕事を楽しみながら生活されてる様子をご紹介します。

奥村頼子さん(ニセコ中央倉庫群・館内にて)

① 協力隊になるまでと協力隊時代 

奥村さんは、京都教育大学でデジタルデザインを学び、アートの世界に興味を持ち、ロンドン芸術学校で現代アートを専攻しました。主に抽象画を制作され、英語環境の中学位を取得後、4年後日本に帰国しました。

ロンドン芸術学校時代

2016年にニセコ町へ地域おこし協力隊として移住して、ニセコリゾート観光協会に配属され、イベントサポート、ポスター・チラシ制作、冬は得意の英語を使って観光インフォメーションセンターの対応など、忙しくも充実した毎日だったようです。

今は伝説となった、極寒バーベキュー!シーニックナイト

忙しい協力隊時代から、綺羅乃湯の牧草ロールペインティングや航空会社のアンヌプリマップ制作、3年目からは今もされているオリジナルグッズ販売などをされています。卒業後の定住に向けて、忙しい生活の中でも様々な仕事を受けて経験を積み、今のグッズ販売につながるステッカー制作を始めたり、独立定住に向けて着実に歩みを進められたようです。

綺羅乃湯の牧草ペインティング


② 卒業後の現在の生活

現在は、壁画制作、広告チラシ制作、アンヌプリのマップ制作、ロゴ制作など、忙しい毎日を過ごされているとのこと。カフェで仕事したり、ペンと紙、壁またはipadがあればどこでも仕事が出来る、仕事と遊びを楽しむ生活を満喫されているようです。

夏はニセコ中央倉庫群のテントで仕事のデッサン
後ろに見える牧草ロールは奥村さんが子供達と制作した作品

斎藤農園さんの農機具倉庫をペインティング

パーク ハイアット ニセコHANAZONOで黒板チョークアートを制作中

冬はバックカントリーを楽しむ毎日

最近はスノーボ一ド後に、山の麓にあるお気に入りのカフェで仕事を終わらせて、温泉に入ってから帰宅するというメリハリある自由な生活スタイルを送っているとのこと。



③ 協力隊になる方へのメッセージ

価値基準
自分の中の価値観を正しいと思わないこと!ニセコは海外の方や固定概念に縛られない方が多く集まっています。今までに培ってきた価値基準は正しいと思わないことが大事。

何にでもチャレンジ
ニセコは自然豊かで今まで出来なかったことにチャレンジ出来る場所!運動が苦手とか自分で決めつけないで、キャンプ、登山、農業、スキースノーボード。都会の生活では味わえない自然を楽しめる機会がニセコには沢山!チャレンジして夢中になれたら幸せだし、ぜひやってみよう。


あとがき
いつもパワフルに仕事をこなし、パワフルにスノーボード滑る奥村さんから感じるのは、常に前向きな姿勢。学生時代から協力隊時代、そして現在まで前進し続けて、沢山挑戦して来たからニセコで今の仕事に恵まれた状況が作れたんだなと感じました。

固定概念に縛られず、ゆるりとパワフルに、自然を楽しみながら生活されていて、これからさらに力を入れて行く予定のアート制作も楽しみです。


奥村頼子 NASUNINJIN
WEB:https://www.nasuninjin.com/
Instagram:NASUNINJIN

インタビュアー:二見(2年目)