⑪新隊員自己紹介

はじめまして。

2023年11月から協力隊になりました村岡修(むらおかおさむ)です。生まれは福岡県ですが、30歳を機に兵庫県へ移住、その後ニセコ町へ来ました。配属先はニセコ町役場の「こども未来課」で、主に小学生までのこどもたちと楽しく過ごしております。

羊蹄山のフォルム、草原(畑?)も美しい…!


【経歴】

福岡の大学卒業後、音楽活動で生計を立てるべくバンド活動をしておりました。しかし鳴かず飛ばずの状況を打破できず、就職する決意を胸に兵庫県へ移住。職人気質な職業が自分には合うだろうと考え、鉄道部品の鋳造工場で勤務しておりましたが、あまりおもしろさを感じることが出来ずに2年で退職。その後は特別養護老人ホームで介護士をしたり、放課後等デイサービスの児童支援員を経験しました。どちらも「ありがとう」と感謝される素晴らしい職場でしたが、次第に福祉業界を充実させたい気持ちが強まり退職。今後も社会保障費がますます必要とされる日本を元気にするには、次世代のこどもたちをサポートすることが必要だと考え、2023年11月からニセコ町の地域おこし協力隊になりました。


【ニセコの印象】

パウダースノーの積雪に驚きました。見た目の体積に対して驚くほど軽く、除雪作業が苦にならないことにとても驚きました。ニセコ町は大自然に囲まれて空気が澄んでいる印象です。


【なぜニセコに来たか?】

休日に考えている時間を含めると、人生の半分の時間は仕事に使っていると思います。そうであればできるだけおもしろいことを生業にしたいと考えたときに、ニセコ町が挙がりました。ニセコ町は様々な可能性に満ち溢れた町だと思います。また地域おこし協力隊にはかねてより興味があり、ニセコ町が協力隊を募集中であると知ったとたん他の選択肢は無くなりました。それくらい魅力的な町だと感じております。


【自立(3年後)】

こどもたちの興味を深掘りし、人生設計のサポートを行う事業を立ち上げたいです。昨今は情報技術の進歩がすさまじく、その手のニュースサイトには毎日のようにAIや半導体といったワードが飛び交っています。世界規模で情報化社会が進む中で、いまのこどもたちが20年後の社会を担ってゆけるよう、大事な価値観を伝えてゆきたいと思います。

また、ニセコ町の観光資源と情報技術を掛け合わせた事業も立ち上げたいと考えています。国外から多くの方々が訪れるニセコには、観光立国日本をリードしてゆける可能性があると思います。ニセコはスノーリゾートですが、雪国以外の観光地にも流用できるノウハウがあるかもしれないと考えています。日本全体で観光を盛り上げるには何が必要なのかを日々考えてゆきたいと思います。私自身がプレイヤーとして、少しずつでも堅実に始められたらと思っています。

ニセコ町に来て約2か月経ちました。今のところの実感としては、やはりニセコ町を選んで間違いなかったと感じでおります。さまざまなスキルや考え方を持った方々から刺激を受け、雄大な自然に癒されるこの環境が人生を充実させてくれていると思います。

今後とも宜しくお願い致します。