【配属先紹介】ニセコリゾート観光協会
皆さんこんにちは!
今回は株式会社ニセコリゾート観光協会の業務についてご紹介します。
株式会社 ニセコリゾート観光協会は、
2003年にニセコ町と町民が半分ずつ出資して設立された、
全国でもあまり見ないタイプの株式会社化された観光協会です。
そこで私たち地域おこし協力隊は旅行グループに所属しています。
おもな業務内容としては、
教育旅行の受け入れプログラム作成を中心に、
ニセコを訪れる国内外の旅行者に対する窓口業務や、
観光協会が主催・支援するイベント運営まで、多岐にわたる役割を担っています。
教育旅行の受け入れでは、
学校や旅行会社と事前に打ち合わせを重ね、
学校ごとにオリジナルカスタマイズした『学びのプログラム』を組み立てます。
体験先の事業者との打ち合わせや調整を重ねる中で、
地域の取り組みと学びが一体となる体験を作っています。
ニセコ町は全国的に注目されているSDGs未来都市。
背景として、単に未来志向であるというだけでなく、
有島武郎による農地解放や地域住民による相互扶助の精神という歴史があります。
そのストーリーを体験の場として共有できる点が、
教育旅行で訪れる体験先としての大きな魅力となっているのではないでしょうか。
また、観光案内所の窓口では、
グリーンシーズンにはレンタサイクルや、
今年から始まった電動トゥクトゥクの貸し出し、
クマスプレーの貸し出しといった窓口対応を行っています。
観光だけでなく、
訪れる方全員が楽しんでいただけるようなサービスを提供しています。
冬季には外国人観光客の対応も増え、
英語での案内が求められる場面も多くありますが、
流暢な英語である必要はなく、「伝えたい」という想いを持って対応することで、
しっかり会話が成り立ってい・・るはず(英会話ができるに越したことはないです)。
それ以外にも、
観光協会が企画・主催するイベントや、
地域行事のサポートも、私たちの重要な役割。
地域の方々と顔を合わせ、前日準備も当日も一緒に動くことで、
「観光」という枠を超えた町とのつながりを感じることができます。
この配属先で働く魅力は、
決められた業務だけではなく、
自分のアイデアを生かすことができる点です。
もちろんルールは守る必要がありますが、
担当者の工夫次第でさまざまな学びや体験を提供することも可能です。
観光の分野で自立を目指したい方は、
観光協会で地域との関わりを持つことで、
町の魅力を形にし発信する力を身につけることができます。
経験がなくても、英語が得意でなくても、
地域を知り、考え、行動したいという意欲があれば、きっと成長できる場所となります。
ニセコ町は、国内外から注目を集める観光地であると同時に、
住民と共に作られてきた町です。観光を通して地域とつながり、
成長したい方にとって、やりがいのある配属先となると思います。
JRニセコ駅構内から見る景色もおすすめスポットですよ
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