ニセコ町の紹介

ニセコ町は、北海道の中西部、東に国立公園羊蹄山、北に国定公園ニセコアンヌプリの山岳に囲まれた丘陵盆地に位置し、町の中央には尻別川が流れる自然豊かな人口約5,000人の町です。車で札幌市や千歳空港からは約2時間、小樽市からは約1.5時間の圏内で、内陸的気候で冬期の最深積雪は2mにも達します。国際リゾート地として知られ、夏期にはトレッキング、カヌーやラフティングなどのアウトドアスポーツ、冬期には世界に誇る雪質を活かしたウィンタースポーツが盛んです。様々な泉質の温泉や充実したホテルなどの宿泊施設も点在。豊かな自然と寒暖差を活かし、ニセコを含む羊蹄山麓は古くからじゃがいもの産地として知られ、近年は、品質の高い米やメロン、アスパラ、トマトなどが注目されています。羊蹄山の裾野に位置する有島地区は、大正時代の文豪有島武郎が自ら所有する農場を小作人に開放した歴史を持ち、武郎の遺した「相互扶助」の精神は今もニセコの地で生き続けています。ニセコ町では、全国に先駆けて景観条例や自治基本条例を施行し、「情報共有」と「住民参加」のまちづくりを進め、近年では「環境モデル都市」「SDGs未来都市」に選ばれています。