【配属先紹介】北海道ニセコ高等学校
現在、定時制の緑地観光科である「北海道ニセコ高等学校(以後、「ニセコ高校」と表記)」。
2026年4月には、同じ校舎を活用して「ニセコ国際高等学校」が新たに開校します!
新しい学校は、全日制の進学型単位制総合学科となり、「シビックプライドを持ったグローバル人材」 の育成を目指します。
1学年の募集定員も 70名(35名×2クラス) に増枠され、道内外から多様な生徒が集まります。
また、世界的な観光地として発展するニセコの特性を活かし、「国際教育」と「起業家教育」を中心に据えた教育を展開。
地域と連携した探究学習や、ニセコならではの国際交流の機会もさらに充実していきます。
遠方から進学する生徒のために、新たな寮も 2026年3月に完成予定。
地域おこし協力隊の配属先として、「高校寮ハウスマスター」の募集も行われています。
このように大きな転換期を迎えるニセコ高校では、地域おこし協力隊がさまざまなポジションで活躍中です。
●日本語支援コーディネーター
●高校魅力化コーディネーター
●探究活動ティーチングアシスタント
今回は、ニセコ高校配属の3名の協力隊メンバーが、それぞれの業務内容をご紹介します!
◆日本語支援コーディネーター
協力隊3年目の出口です。
ニセコ高校では、外国籍の生徒も安心して日本の授業に参加できるよう、2024年4月から日本語支援がスタートしました。日本語に不慣れな生徒には、教室での入り込み指導や放課後の個別指導を行っています。また、進路相談のほか、アルバイトの申請(資格外活動許可申請)やビザの手続きなど、公的手続きのサポートにも取り組み、多様な面から外国人生徒を支える体制づくりを進めています。
ニセコ高校ならではの国際的な環境のなかで、外国籍の生徒も安心して、友だちや先生と一緒に楽しく、充実した学校生活が送れるよう取り組んでいます。
対話型アセスメント(DLA)実施の様子
◆高校魅力化コーディネーター
協力隊3年目の佐藤です。
2024年1月からニセコ高校で活動しています。
「高校魅力化コーディネーター」は、学校や地域の魅力を発信しながら生徒募集を行ったり、学校と地域の架け橋となって高校生のサポートなどを行います。
魅力発信という点では、オンライン学校説明会の実施や、対面での合同学校説明会に向けた準備、ホームページやSNSでの情報発信などが挙げられます。
魅力化コーディネーターの業務内容は、明確に定めがあるわけではないので「魅力化コーディネーターとして働いてみたい!」と思っている方がいれば、自分のアイデアを活かしながら、多様な活動できるのではないでしょうか?
近隣や遠方問わず、様々な地域から集まった生徒にはニセコ町で素敵な高校3年間を過ごしてもらえると嬉しいです。
合同学校説明会での本校のブース(撮影:佐藤)
◆探究活動ティーチングアシスタント
2024年10月配属の小林です。
起業家教育の一環である放課後スタートアップ「StarsUP(スターズアップ)」と各学年の探究授業に関わっています。
放課後スタートアップでは、生徒の「やってみたい!」という熱意を実現するため、地域の事業所や小樽商科大学との連携・調整、研修時の学内手続きなど、生徒が安心して挑戦できる環境づくりを支援しています。
探究の授業ではシビックプライドを大切に、地域の課題を考え、問題解決力や探究心を育み、グループワーク、フィールドワーク、A Iの使用など、各学年の段階に応じた学びをサポートをしています。
生徒が社会に新しい価値を提案するような挑戦ができるよう、世界とのつながりを意識しながら、新たな学びが生徒の未来につながり、町の未来につながるよう取り組んでいきます。
探究授業の様子
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