ご縁に感謝!
こんにちは!3月末に卒隊する伊丹です。 思い起こせば・・・
雄大な羊蹄山と美しい景色に惹かれ、ニセコ町へ移住してきたのは、3年前の4月15日でした。2023年4月14日の早朝、車で東京を出発し2匹の猫と共に新潟港へ。新潟港から船中一泊し、早朝小樽港に着き、国道5号線を通ってニセコへ。移住してきた4月15日は快晴。ニセコへ近づくと美しい羊蹄山が見えてきて、いよいよニセコでの生活が始まるという実感がわいてきました。まだ雪の残る道路端にはふきのとうがたくさん顔を出していて、東京では見られなかった光景に興奮したのを覚えています。後部座席のキャリーの中で初めての長距離移動におとなしくしている2匹の猫を心配しつつ新しい生活への期待が高まっていきました。あの日からいろいろな経験をし、充実した3年間でした。
協力隊1年目は、配属先での業務をこなしながら、協力隊としてのイベントサポートに可能な限り参加しました。サポート活動では、たくさんのニセコ町の方と知り合うことができましたし、ニセコ町を知る機会をいただきました。どの活動も協力隊として移住してきたからこそできた貴重な経験だったと思います。移住した当初は、卒隊後のことは明確には考えられずにいましたが、2か月、3か月とニセコで生活するにつれ、習っていたマクロビオテック料理を提供することができないか、と考え始めました。ニセコ産の野菜の美味しさに、この野菜を活かした料理を作りたい、と思ったのがきっかけです。また、私自身が、数年前からお肉を食べない生活をしていたのですが、ニセコ町にはお肉料理を提供するお店が多く、ぺスカタリアンやベジタリアン、ビーガンに対応するお店が少ないと感じたのも理由の1つです。
結果として、卒隊後はマクロビオテック料理をベースとした料理を提供するカフェを運営していくことになりました。卒隊を迎える今、飲食店は未経験だった私がニセコでチャンスをいただき、飲食店を生業とすることになったのも、様々な方とのご縁があったからこそです。この3年間を振り返ってみるとここに到達するために少しずつ一歩ずつ経験を積ませていただいたと感じています。
まず、配属先が商工会だった協力隊の先輩が紹介してくれた高評価のフレンチレストランのシェフとパティシエの奥様との出会い。お二人の作る料理とお菓子は本当に美味しくて私が知る中で一番のお店です。このレストランで月数回アルバイトをさせていただき、シェフから飲食店について、料理についてたくさんのことを学びました。2年目には、商工会の綺羅カード会が主催する朝市に協力隊として出店させていただきました。これも商工会配属の先輩隊員がつないでくれたご縁です。ここで、珈琲店でスイーツを卸すお話をいただき、米粉のケーキを作ることになりました。ケーキを作り続けるのは大変でしたが、貴重な経験をさせていただき、珈琲店のオーナーに感謝しています。そして、元協力隊の先輩が運営する有島のコワーキングスペースでのカフェオープン。このコワーキングスペースでは、キッチンをシェアする仲間たちと一緒に内装を作り上げるという貴重な経験もしました。床材を貼ったり、珪藻土や漆喰を塗ったりと完成まで時間がかかりましたが、仲間と共に作り上げていくのも楽しい時間でした。
マクロビオテック料理をベースとしたベジカフェ「ベジりら」をオープンしたのは、協力隊2年目も終わる2025年の3月10日でした。配属先の休みを使った週3日の営業でしたが、継続して営業し、ニセコ町でだんだんと認知されるようになってきました。2026年の3月にオープン1年目を無事迎えることができたのも、ご来店いただいたたくさんのお客様、この場を貸してくださった元協力隊先輩、お世話になっているニセコ町の事業様、いつも協力し、相談にのってくれる協力隊の仲間たちのおかげです。卒隊後の2026年4月からは、お店を有島のコワーキングスペースのシェアキッチンからニセコ駅前のニセコ中央倉庫群旧でんぷん工場に移転し、週5日で営業していきます。これからも、ご縁がつないでくれたニセコ町でのチャンスを最大限に活かせるように努力し続けていきます。
ニセコ町に移住した当初は、美しい景色を見るたびに「こんなきれいなところに住めて幸せだな」と感じていました。3年も住んでいるとこの美しい景色も日常で、慣れてきましたが、それでも、雄大な羊蹄山、夕焼けに赤く染まる山並みや緩やかな丘の緑などを眺めると、この地に住む幸せを感じます。大好きな温泉もいつでも行けるところも嬉しいです。ニセコ町に協力隊員として移住できたこと、たくさんの人たちとのご縁に感謝しています。ありがとうございました。
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